超抽象的イベランの向き合い方

 

おまとです。

最近のイベントの走者を見ていて思うことがあったので、イベランについての個人的な考えについてつらつら書いていきます。

あくまで一個人の考えなのでその辺はご了承ください。

 

この記事を読んでくれているあなたはイベランをどんなものだと思っているでしょうか。

楽しい、楽しくない、知識ゲー、回線ゲー、時間と金の無駄、やり込みプレイ、担当愛の手段の一つ、ソシャ廃のオ◯ニー、自己満足……人それぞれの考えがあると思います。

ぼくはイベランとは”理不尽”であり、”不公平”なものであると思っています。

 

例えば、担当イベントでどうしても色段に入りたい!と思っている人がいるとします。その人は準備を怠らず、その人が考えうる限り最大限の努力をした上でイベランに臨んだとします。そしてこの人はイベランで1位を取れるポテンシャルを持っているとします。

さて、この人は努力が報われて色段に入れるでしょうか?

 

 

そんなこと誰も保証できないですよね。その人より強いガチ猛者や知識持ちが3人いればその時点で負けます。幾ら努力や知識をつけても他走者とのブッキングは基本的に避けられず、対戦相手の強さはほぼ運ゲーで決まります。

イベランを遂行するための必要な最低限の情報はネットでオープンになっており、事前に対策することが可能です。逆に言えばその程度の情報は誰でも入手可能であり、その情報にすらたどり着けない情報弱者には勝ててもそれ以上の知識を持つ人に勝つためには更なる知識を集める必要があります。

しかし、イベランのより深い情報や知識、編成は基本的に強者の間で隠匿される傾向にあります。強者は強者による強者のための過ごしやすい環境を構築するのでこれは当然の流れです。

そんな知識持ちと戦うの、正直言って理不尽ですよね。でも受け身では絶対に必要な情報は入ってきません。

 

では、その人が本当に卓越したイベラン地力を持っており、猛者の中の猛者、キングオブガチ猛者だとします。この人は色段をとることができるでしょうか。

 

勿論そんなことは誰も保証できません。回し、ツーラーをはじめとする不正が3人いたらもう色段に入れない可能性がでてきます。そんなものはモノともしない程強ければ話は別ですが…不公平なことに変わりはないですよね。

 

どんなに勝ちたいイベントであってもふらっと走ってきたガチ猛者や不正にサクッと負ける、それがイベランです。情報格差の理不尽、たまたま走ってきた猛者に上を取られる理不尽、不正でも運営から野放しにされ走ってくる不公平…これらが跋扈するのがイベランです。

それでもどうしても勝ちたい、負けたくないなら、もう猛者だろうが不正だろうが正面から倒せるように、自分が強者になるようアプローチをかけるしかありません。

ここで絶対にやってはいけないことは弱者のままでいることを好むことです。「どうせ自分は弱いから勝てない」、「負けたのはボーダーが高いせいだ、走者が多かったからだ」、「強い人は偉そうにあれこれ言うけど弱い人達の事を考えていない」等。そこで思考停止したらそのままです。弱者であることを盾にするのはいい加減やめましょう。

強者のいるコミュニティに混じり、有識者から情報を集め、自分でも研究を怠らず、デレステや稼働の訓練をする。勝つために必要なことはなんでもやりましょう。あ、不正は勿論ダメですよ?

そして本番では、目標が潰えても最後まで降りずに諦めないことが大切だと思います。1位を目指すのは最善として、1位が無理ならば色段を、色段が無理ならば色漏れを、諦めずに狙うべきだとぼくは思います。

負けたら負けたでそこで思考停止せず原因を考えてみましょう。負けた理由を考察し、研究し、次に臨む。これの繰り返しで1位や色は取れると思います。

 

 

逆に勝てない人の勝てない理由を考えてみましょうか。ぼくは基本的に下記4つではないかなと思います。

1.情報、知識不足

先ほども述べた通り、ある程度以上の情報はインターネットサーフィンでは手に入りません。そうなった際に頼りになるのは人的ネットワークのみです。コミュ力を鍛えましょう。

 

2.編成がない

課金してください。

 

3.勝てる勝負を諦めている

先ほども述べた通り、諦めないことが大切です。自分が苦しいということは相手もそれなりに苦しいということです。諦めなければ上が寝落ちしてくれる可能性もありますし。とりあえず最後まで突き抜ける精神でイベランすることをお勧めします。

 

4.自分の客観的なスペックを把握できていない

初ランにありがちなやつです。

「徹夜や稼働は自信あるからいけるっしょ!」、「1位?よくわからないけどスキブ睡眠?で走れば取れるんでしょ?」等々…こういう方、非常に危険です。イベランにかかる金額はとてもではないですが少額ではありませんし、時間も体力も全て消耗します。そんなコストがかかる行動を”なんとなく稼働できそう”で決断するの…怖くないですか?自分は何徹できるのか。スキブ睡眠で寝落ちしない程訓練されているか。何時間寝たら次は何時間稼働できるのか。徹底的に自分を客観視しましょう。

 

・総括

イベランは理不尽で不公平ですが、やることをやっていれば試行回数で好結果が得られます。やることをやっていれば。

最初は失敗だって当然しますしメンブレだってしますが、それを糧に研究をかさねればいつか必ず勝てます。やることをやっていれば。

やることをやりましょう。

 

大槻唯